水商売ならではの悩み: Ｋ－ＢＡＲ「マスターの日記」

2017年09月28日

水商売ならではの悩み

兵庫県警生田署は２５日、中央区元町通２にあるギョーザ店の鍵穴に接着剤を流し込んだとして、偽計業務妨害の疑いで、喫茶店経営者の容疑者を逮捕。

この容疑者は、神戸港を巡る遊覧船の元船長で、市民グループ「神戸港を考える会」会長。神戸港の魅力を伝えるウオーキングツアー開催や、地図の作成、販売などに取り組んでいたと言う。

先日来、遊人のマンション鍵穴に接着剤をぶち込んだのは、もしかしてこの男？

現在、この男に生田署は余罪を追及中らしい。

さて、月曜の夜、同業のこころちゃんと話していたのは、夜の商売特有の悩み。

今は、クレジットカードがある時代なので、ツケをするお客様は少なくなったものの、ツケを貯めながら平気で飲みに来る行儀の悪いお客様がたまにいると言う。

私の店では、まだ被害に遭った事がないが、一見で飲みに来て散々飲んだ後に、お金もカードも持ってなくてツケをして帰る確信犯？（たいがい泣き寝入りらしい）

こう言った無銭飲食常習者から身を守る為、「会員制」を表に貼りだして、素性の知れない一見客にバリアーを張るのもお店の常套手段。

不景気で、新規のお客様は喉から手が出るほど欲しいのが実情なんですけどね。怪しい客を見極めるのも経営者の役目です。

Ｋ－ＢＡＲの場合は、競馬ファン以外寄り付かない特殊なお店。

「本当は、お酒が好きで競馬もするよって言うお客さんが多いと、売り上げが上がるんですけど、悲しい事に、現在のお客様は、競馬が好きでお酒も飲むよって言うお客様と、競馬が好きでもお酒は飲まないと言うお客様がほとんど」と、言うと、「マスターおかわり♪」と、ビールをジャンジャン飲んでくれました（汗）。

まぁ、お酒も飲めないのに、ソフトドリンクで来て頂けるお客様に感謝しなければいけないんですけどね（普通のＢＡＲには、絶対行かないお客様達です）。

写真は、Ｇ－Ⅰイベントの優勝景品「ボトル勝負服」

先日、古い勝負服で、手あかのついている勝負服を手洗いして来たのですが、当店ではお酒が飲めないお仲間さんでも、「優勝の証として、勝負服を飾りたい」と、希望があれば、ボトル勝負服をプレゼントしています。

写真のボトル勝負服は、そんな事情で、お店のハウスボトルに優勝したお仲間さんの勝負服を着せた物。

前列左より、ケンケンさん、ＴＫＯ倶楽部さん、柴ボン、ＨＧさん、ｐｒｏｆｏｎｄさん。後列左より、スザンヌちゃん、加枝ちゃん、ふぉ～！さん、ブレービーさん、博士さんのボトル勝負服です。

昨日の定休日は、先週に続き映画鑑賞。

「ナミヤ雑貨店の奇蹟」（http://namiya-movie.jp/）を観て来ました。

ほんのり心温まる映画。

遊人は、いい映画だと、必ず帰りにパンフレット（写真）を買って帰るのですが、後半ずっと号泣してました。