夢膨らむフォラブリューテ号の新馬勝ち

いや、先週の新馬戦で優勝した愛馬フォラブリューテ号(写真)の話ですが、戦前から評判に上がっていたとは言え四馬身差の圧勝。
久々の親バカになって余韻に浸っています。
私の所属するキャロットクラブには、「母馬優先」と、言う制度があって、母馬が愛馬だった場合は優先して産駒に出資できる制度。
そう、母親のブルーメンブラット号は、私に初めてG-Ⅰ優勝をプレゼントしてくれた愛馬。
マイルチャンピオンシップ優勝の夜は、ご一緒愛馬のお仲間さんと所属する石坂厩舎の厩務員さんも加わって優勝祝賀会を開催。
今でこそ日本一の厩舎となった矢作厩舎ですが、当時G-Ⅰ初勝利がかかったスーパーホーネット号を負かしてのG-Ⅰ初優勝。
手放しで愛馬のG-Ⅰ勝ちを喜べない微妙な気持ちでした。
話が逸れましたが、母馬優先と言っても、愛馬がすべて繁殖にあがれる訳でなく、優秀な成績を挙げるか超良血な牝馬に限定されます。
私自身、これまでに出資した牝馬でも、繁殖牝馬としてお母さんになれたのは十頭に満たず、産駒が募集されたのは数頭。ブルーメンブラットのように、毎年キャロットで募集されるのはごく稀。「母馬優先」の制度はあっても、適用されるケースが少ないのは確か。
ただし、母馬優先のいいところは、「買う」「買わない」を選択できるところ。
「出資しない」時点で母馬優先の権利が消える訳でなく、ラストクロップまで権利が残るのがいい。
私自身、ブルーメンの産駒で出資したのは二頭目。
最初に出資したのは、四番子(父ハービンジャー)のクラシックリディア号でした。
後のG-Ⅰ馬ヴィヴロス号を負かして新馬勝ちした時には、大きな期待と夢を持たせてくれた彼女ですが、以後十五戦一勝クラスを勝てず、五歳の春に故障で引退。ただ、ひとつ言えるのは「うちの愛馬はあのヴィヴロスに負けた事がない!」(その後G-Ⅰ二勝の彼女と出走する事がなかっただけの事ですが・・・)。


たくさん頂いたので、今週のお客様にもお裾分けいたします。
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