キャロット出資馬レポート

キャロットクラブの一歳馬一次募集が先週の金曜日に締め切られましたが、私が今年申し込んだのは写真の四頭。
最初に「出資したい」と、思ったのがコルコバード23でしたが、先週の水曜日に某大手馬主さんに意見を伺い、現役で走っている上の二頭の募集時の馬体との比較を見て、上の二頭に比べ明らかにトモの肉付きが寂しい事を指摘。馬体が見れない(見る目がない)私でも明確なトモの肉付きと中間の集計数から判断。「無理してまで取りに行くほどではない」と、評価をワンランク落として、次位候補のパッシングスルー23を最優先で行く予定でした。
ところが、中間発表ではクルークハイト23に次ぐ二番人気。「これは✕2でも抽選になる」と、断念(私は✕1)。
そこで、最優先申し込みしたのが、44プラチナブロンド23。中間発表での素人読みでも✕1ならなんとか当選できそう。
そして、前記二頭も一般で申し込み。まぁ、最優先でも難しいので取れないとは思いますが一応。
最後は、一般申し込みでも母馬優先の権利があるディーパワンサ23。実は、初仔も二番仔も出資していて、初仔は腰フラで未登録のまま引退。二番仔は先々週の新馬戦でデビュー(チューラワンサ号)。二番人気で四着でした。
今年は、私が期待しているナダルがお父さん。国枝厩舎と言うのが微妙ですが、クラシックを狙える逸材となれば、それなりの厩舎に引き継がれるだろうし、そこまでの馬ではないと評価されればあとは運任せ(汗)。
こちらは、母馬優先の権利があるので、抽選になっても緩い抽選。ここで落選なら縁がなかったと言う事でしょう。

最初の頃は、出資した馬が未勝利で終る事が多く。「自分には馬を見る目がない」(今も見る目はないですが)と、お店で出資馬検討会を開催した時に講師で来てくださる某競馬関係者さんの推薦馬を優先して買ってました。
推薦馬の中には、トールポピー号(抽選で落選)、やオープンまで出世してG-Ⅰレースまで駒を進めたダローネガ号や、京都新聞杯で二着ならダービーに行けた(キズナの三着)ジャイアントリープ号などもいて、楽しい一口ライフでした。
ところが講師の先生が他の一口クラブのレーシングマネージャーとして転職する事になり「他のクラブの出資馬検討会には参加できない」と、ご指導頂けなくなったのが六年前。
以来、私が再び独自の馬選びで出資。
写真は、その後の出資成績です(評価は私の評価分だけで、評価欄にお客様の名前が入っているお客様の意見で出資した募集馬の話題は省いています)。
2018年は、五頭申し込んで当選したのがヴェラアズール号一頭(出資欄『不』は申し込まず。〇✕が出資の可、不可)。
十年振りに自分の意見で出資した馬がG-Ⅰを制して種牡馬になったのですから「俺も見る目あるやん」と、鼻高々。
ちなみに落選した馬の中には、三勝した馬もいましたが、15万投じて一勝止まりの馬もいて、出資叶わなかった事が吉となっています。
2019年は、何と五頭申し込んだ馬がすべて当選。この世代は、一番先にデビューして新馬戦二着だったフェアビアンカ号だけが未勝利で引退。他の四頭は勝ち上がりエルカスティージョ号はオープンまで出世しています。
2020年は四頭申し込んで三頭が当選。母馬優先で獲得したブルーメンブラット号の娘フォラブリューテ号が新馬、オープン特別と勝ってクラシックレースまで駒を勧めましたが伸び悩み。現在準オープンに属しています。他の二頭は未勝利引退。ただ、その弟二頭がセレクトセールで二億、三億で取引されて、私の見る目に間違いはなかったと実感。ちなみに出資できなかった残りの一頭も未勝利引退。外れて良かった。

2022年度は、三頭申し込んで全馬出資成功。シュトラウス号以外は抽選になったのですが、厳しい抽選を突破して獲得したにも関わらず抽選で獲得した二頭は現在一勝クラス。クラシック目指して重賞もチャレンジしたのですが善戦止まり。一方、母馬優先の無抽選で獲得したシュトラウス号は、G-Ⅱの東京スポーツ二歳ステークスを勝ったものの、その操縦性の難しさに現在矯正中。一勝クラスの二頭も、高額良血馬なので、オープンまで出世してもらわないと困ります。この年も勝ち上がり率100%でした。
そして、2023年度は五頭申し込んで当選したのは一頭のみ(足らずをノルマンディクラブで五頭出資)。他のクラブと併せて六頭の出資となりましたが、まだデビューしてないので結果はわかりません。
以上、私の出資馬レポート。毎年、この季節になると、成績を更新するのですが、「出資できていれば・・・」より「出資できなくて良かった」の方が遥かに多いのはついてます(笑)。
さて、今夜には申し込んだ募集馬の目処(抽選、非抽選の当選)が発表になり、明日には当選(落選)通知が届きます。神様は私に微笑んでくれるでしょうか?
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